挨拶ができない、横断歩道も渡れなかった74歳女性

頭が重い、かがむとふわふわめまいがして挨拶ができませんでした。道路を渡る時に左右を確認しようとするとふらつくため、横断歩道を渡るのがしんどかったです。そのほかに頭痛があり、バファリンを内服していました。…

考え事をすると頭痛来そうなので、あらかじめ毎日2回くらい痛み止めを内服していました。

 

最近はバファリンを内服しても効果がないことがあり、ロキソニンを内服しています。耳鼻科をはじめ、あちらこちらの病院を受診しましたが良くなりません。肺がんの手術を受けた病院で、 頭痛とふわふわめまいに苦しんでいる旨を相談したところ、明神館脳神経外科の先生を紹介されました。 頭が重く、ふわふわめまいがひどいため何もする気が起きません。引っ越しの荷物もそのままです。人の中に出ることもできません。毎日朝起きた時から頭が重くて困っていました。

 

 

先生から、もともとは音過敏型の片頭痛であること、きちんと指示に従って頂ければ一ヶ月できちんと治ると言われました。「まずは毎日飲んでいる痛み止めを止めることを約束して下さい。そこから治療 が始まります。」と言われました。そして脳過敏症について説明を受け、片頭痛が不適切な治療によって変容化し、慢性連日性の頭痛になったと教えて頂きました。小児量のお薬を2剤朝夕飲むことになりました。一日1回夕食後の薬の処方を受けました。一ヶ月を楽しみに飲んだところ、以前は人に挨拶するために頭を下げるとふわっとする、自転車に乗っていて横を向いてもふわっとしていたのが、今はまだ人の中に出ることはできませんが、きちんと左右をみて道を渡ることができるようになりました。料理もできるようになりました。散歩も20~30分始めています。そのままにしていた引っ越し荷物も少しずつ片づけています。

 

心配ごとがあると、軽い頭痛がありますが、平素は頭痛もなくなって助かっています。こんなに朝起きて頭がすっきりするなんて嘘みたい。大変嬉しい日もあるようになりました。具合が良くなっています。先生ありがとうございました。